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奄美市の国立療養所「奄美和光園」で5日、合同慰霊祭が営まれた。参列者は、この1年間で亡くなったハンセン病元患者5人の冥福を祈った=写真。
酒本喜與志(き・よ・し)園長は「誤った隔離政策により、いわれなき差別や迫害の人権侵害を受けてきた入所者の苦労は筆舌に尽くしがたいものだった。園としては地域とともに歩んでいくことを誓い、入所者に安心安全に過ごしてもらえるよう医療看護態勢を築いていきたい」と述べた。
この後、遺族を代表して入所者の男性が言葉を詰まらせながら故人の冥福を祈り、参列者全員で献花した。
同園は43年の設立で、これまでに亡くなった入所者は360人。入所者は現在50人で平均年齢は82歳。全国13の国立療養所で最も少ない。
今年4月から国立療養所を地域に開放するハンセン病問題基本法が施行され、同園や地元自治体が園の存続・活用方法を検討している。
(11月5日・慰霊祭)
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