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さようなら、ディアーク

 投稿者:ディアーク  投稿日:2017年 2月23日(木)13時53分21秒
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   中原さん、お久しぶりです。すっかりご無沙汰しておりました。
 ところで、我が家のディアークですが、昨日夕刻遂に天国へと旅立って行きました。平成17年3月30日生まれでしたから、来月には満12歳を迎える筈でした。獣医さんの話しでは大型犬は大体10~13歳位が寿命ということを聞いておりましたので、まあ致し方ない定めなのかなとも思って半分諦めている次第です。想い返せば、ディアークは、これまでほぼ12年の間大きな怪我や病気一つせず、文字通り秋田犬のように朴訥ながら堂々と気丈に駆け動き回っておりました。
 我が家では、最初から息子の意見もあってあまり厳しい躾はしないで出来るだけ自然な形で育てよう、という考えから比較的自由奔放に育ててきたと思います。まあ当地田舎の環境もあってそんな事が許されたのでしょうが、ここまで大した事故もなく家族みんなでディアークと楽しみながら過ごせた幸せをしみじみ感じております。
 2年程前から犬舎から外に出ないで舎中で寝てる時間が次第に増え、昨年の春頃から寝息をかくようになり、また秋位からは寝ながら「ヒィーヒィー」といった異音を発するようになっておりました。まあディアークもある程度の歳になったんだから自然にこんなことだろうと、特段心配もせず見守ってはおりました。
 ディアークは、本当に頑健そのもので、つい一週間前まではどんどん散歩に出かけ一緒に走ったり、雪深いりんご畑に自ら入ってりんごを探し当て、得意顔でその場で美味しそうに食べておりました。その数日後に立つことができず寝たきり状態になり、亡くなる2日前の朝食を最後に一切の食事も水も受け付けない状況になりました。
 考えてみますと、「死期間際まで一生懸命に生き抜き、最期は他に迷惑を掛けずに逝く」というような人間がお手本とすべき「終の美学」みたいなものをこのディアークから教えられた思いがしております。
 最期の夜は土蔵の庇の犬舎から移動し、我が家の玄関のシートの上で迎えさせたのですが、しきりと四つ足を前後に動かしながら、いつの間にか上がり框に沿って敷いたシートから首から身体全体を玄関入口の方に向け直しておりました。いくら直してあげてもまた玄関の方に行こうとしました。恐らく夢の中で野山を自由に駆け回っている自分の姿を投影しているのか、若しくは自分の最期の姿を誰にも見られたくないという動物本能がそうさせた、否ディアークの最後のせめてもの抵抗、帰巣本能だったのかもしれません。
 「ディアーク」は、私が四十年ほど前に訪れたハンガリーの言語で「若者、学生」という言葉に由来します。闊達さ溢れるディアークは、我が家の家族にとって文字通り愛すべき「若者」そのものでした。
 末になりますが、後段を芭蕉の辞世の句から引用し、私から以下の句をこれまで懸命に生き抜いたディアークに捧げたいと思います。
  『老いに伏せ夢は枯野を駆け巡る』

 最後に、中原さんにかけがえのないディアークをお世話していただき、伊丹からの便に乗ったディアークを迎えに5月の連休に胸ときめかせながら息子と妻を連れ立って仙台空港へ出向いた日が、本当についこの間のように鮮やかに蘇ります。
中原さん、それに無事到着の電話連絡に対応して頂いた奥様に心より感謝申し上げます。有難うございました。
?
 
    (管理人) お久しぶりです。。昨日はショックで返事が書けませんでした。
思い起こせば伊丹空港から送り出したことが昨日の出来事のようです。
おたよりのなかにかいているとおり秋田犬の気性は日本犬独特のものがあります。
潔さもそのうちの一つです。それにしてもとても上手に飼育されていたと思います。
10年以上も一緒に過ごした時間は何物にも代え難いものですものね。
今は現実を認識しがたい事でしょう。デイアークはご家族にとりまして唯一無二ですものね。
デイアークもそちらの家族になりしあわせな一生だった事でしょう。
ここ尼崎からもデイアークの御冥福をただただ祈ります。
きっと天国からみなさんの生活をみてくれていることでしょう。
毎日を心穏やかにお過ごし下さいますように。^
うまく書けませんがご家族の皆さまには感謝申し上げます。ありがとうございます。
これからもご健康にお過ごしくださいますように。。
 
 
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